Monday, January 16, 2017

Michael Pollan: A plant’s-eye view


【この動画をお薦めする理由】
 伝統的な日本の考え方とは違って、西洋では、人間が自然を制する構図が目指されてきました。そんな中でダーウィンが、人間は他の動物と同じなのだと示したことは西洋の人びとに衝撃を与えましたが、およそ150年経った今でも、わたしたちは人間と自然が同じだ、という思想にあまり染まっていないように思われます。この動画でスピーチをしてくださるPollanさんは、自宅で芋を植えながら、ある日、そのあたりを飛び回る蜂と自分の共通点は、そして違いはなんだろう、と考えます。人間は自然をコントロールしているつもりかもしれませんが、実際はその反対なのかもしれません。頭を柔軟にして、植物の目線から世界を見直せば、自然への考え方が変わるでしょう。

【印象的な英語表現】
I was planting potatoes, it was the first week of May -- this is New England, when the apple trees are just vibrating with bloom; they're just white clouds above.
trees are vibrating with bloomという表現が特に好きです。Pollanさんがほのぼのとした中で芋を植える様子が頭に浮かびます。

But the weird thing is, we have not absorbed this lesson 150 years later; none of us really believes this.
わたしたちは人間と自然が同じだ、という思想にあまり染まっていないようだ、ということを、we have not absorbedと表現しているのが面白いと思いました。

Looking at the world from other species' points of view is a cure for the disease of human self-importance.
人間が自然を制している、という考えをdiseaseと言い表し、そのような見方を改めることをcureと表現しており、Pollanさんの考えが伝わりやすい表現だと思いました。

【投稿者】

   coli

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