Monday, November 14, 2016

Julian Baggini : Is there a real you ?



https://www.ted.com/talks/julian_baggini_is_there_a_real_you

【私がこの動画をおすすめする理由】
大学生になり、初めて一人になった時、「本当の自分」について考えたことがありました。みなさんにも、自分が本当はどういう性格で、自分とは何なのかについて考えたことがきっと一度はあると思います。結論としては、「『本当の自分』は自分が創りだすものだ」というのが彼の主張でしたが、それに至るまでのメッセージの中に共感し頷けるポイントがいくつもあるので、彼の主張が素晴らしいからというよりは、メッセージを聞いて一緒に考えながら聞くことでより深い次元で考えることが可能になりおもしろくなるという点で、この動画をおすすめします。

【印象的な英語表現】
If there's anything real in the world, it's you.
(世界中で本物と感じられるものがあるとすれば、それは自分です。)

直訳ではない、自然な訳がとても印象的でした。

【投稿者】



【私がこの動画をお薦めする理由】
私たちは「本当の自分」を探すために性格診断を受けたり、占いの言葉を参考にしたりします。私は同級生に限らずいろいろな人と関わるようになって「本当の自分」を見失っているのではないかとか、自分を自分為らしめるものってなんだろうなど考えることが多くあります。しかしそもそも「本当の自分」という不変の確立された自分は存在するのだろうかというこの動画に出てくる問いにはっとさせられました。人間は変わっていくもの、むしろ自分が自ら形作るものなのだということを教えてくれました。「本当の自分」がわからない、アイデンティティが拡散している、と悩む人は多いかもしれません。そのような人々にお薦めしたい発想の転換だと思いました。

【印象的な英語表現】
Wise people fashion themselves.
「賢人は見事に自分自身を形作る」
ここではfashionという単語を「流行」という意味の名詞ではなく動詞として使っています。辞書で調べると他に「創り出す」「工夫する」という意味も載っていてこの場合に適した単語だと思いました。
【投稿者】

M.T.
 

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