Sunday, October 16, 2016

Brian Little: Who are you,really? The puzzle of personality



http://www.ted.com/talks/brian_little_who_are_you_really_the_puzzle_of_personality

[私がこの動画をお薦めする理由]
     身の回りにいる人達の自分にとって不可解な行動や発言を目にすることはありませんか?それはその人が外向型人間なのか内向型人間なのかで説明できる時があります。この動画ではこの二種類の人間の違いを、Brianの教授としての経験や研究結果などを交えながら説明します。赤の他人にも積極的に話しかけてコミュニケーションの輪を広げる人、そんな人たちを気にかけることもなく静かな場所で自分の時間を過ごす人。果たして自分はどっちよりの人間なのか、どちらでもないのか。そんなことを考えさせられるスピーチです。

[印象的な英語表現]
  ”And I adore my students, and I adore my field. And I can't wait to tell them about what's new, what's exciting, what I can't wait to tell them about.”
  これは本来内向型の彼が、教授であるときは外向型人間になりきる理由です。教育に携わる勉強をしていく上で、この気持ちは常に心のなかにとどめておかねばならないと思えました。

                                                          ハチ


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【私がこの動画をお薦めする理由】
 この動画のLittle教授のスピーチで私がもっとも納得させられた部分とそれに対する私自身の解釈について紹介したい。「その人のパーソナリティ(その人らしさ)を定義づけるもの」は、その人の「特性」であるという特性論が一般的には用いられている。特性とは例えば「外向的か内向的か」「神経質か泰然か」というように人をカテゴリーに分けるものである。しかし教授は人間とは単なる特性の集まりではないと考える。教授の考えるパーソナリティを定義づけるものとは、人生におけるその人のコアプロジェクトだ。コアプロジェクトとは例えば教授にとっては「教授すること」である。人生において、自分のするべきこと、したいこと、このために生きているといっても過言ではないような人生の目的、そのようなものをいうのではないかと私自身は解釈した。つまり、パーソナリティはある面では特性としてカテゴライズされるような性格的な意味を持ち、ある面では一生をかけて明らかなものに形成していくものではないかと私は考える。人生とはパーソナリティと共に生きながら、また同時にそれを完成させていくものと言えるかもしれない。「自分らしさ」について自問自答することもあるであろうこの10代20代の大学生に一つの考え方を提唱してくれるスピーチである。

【印象的な英語表現】
 What we try to do, in our own way, is to make sense of how each of us – each of you – is, in certain respects, like all other people, like some other people and like no other person.
 独特のやり方を用いていかに我々一人ひとりや皆さん一人ひとりが特定の面において、他のみんなと似ていて他の誰かとも似ていて他の誰とも異なるのか解析を試みます。


 この英文の後半の部分が、「パーソナリティ」というテーマをわかりやすくまた音感(リズム感)よく表現しているので印象的だった。

【投稿者名】 CHR

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【私がこの動画をお薦めする理由】

日常生活の中で、「私はこういうタイプの人だから…」と、自分の性格を決めつけて過小評価するような言動をする人を時々見かけます。しかし、本当にそうでしょうか?
 この動画では、性格の細かな違いに焦点が置かれており、それらすべてが影響しあって自分をつくっている、ということを面白い表現を多く交えながら説明しています。難しい単語やフレーズも多いですが、心理学に興味のあるかたはぜひご覧ください。

【印象的な英語表現】

    “We speak differently. Extroverts prefer black-and-white, concrete, simple language. Introverts prefer contextually complex, contingent, weasel-word sentences”
(私たちの話し方は異なる。社交的な人は、白黒はっきりした、具体的で単純な表現を使う傾向にあるが、内向的な人は、文脈上複雑で、曖昧な表現を使う傾向にある。)
    “Don't ask people what type you are; ask them, ‘What are your core projects in your life?’”
(「どんなタイプの人ですか?」ではなく、「あなたのモットーは何ですか?」と尋ねましょう。)

①と②をセットで見たときに、自称内向的な発表者のこの発言の意図を汲み取れる気がします。直接的な言い方ではなく「あなたのモットーは何ですか?」と尋ねることで、その人の性格や考え方を知ることができる、というのが文面上の意味なのですが、私はここ(というよりは動画全体)に、「同じ人など存在しない。自分を大切にして生きろ。」という、発表者からの「間接的な」メッセージが含まれていると考えました。

【投稿者】

S.I

【私がこの動画をお薦めする理由】
人々の特性を比較する観点の一つとして、「外向的」または「内向的」という言葉がある。日頃学校生活を送る中で、仕事をする中で、人々と接する中で、自分がどちらのタイプであるか認識する場面は多いのではないか。スピーチの中では、いくつかのユーモアある例を用いてその二者の違いが表されている。
しかし、そのように自分が「どちらのタイプであるか」ということよりも、見失ってはいけないことは、自分の人生の中核にある「コア・プロジェクト」を遂行するために、場面に応じて適当に振る舞うということではないか、と話し手は述べている。自分がどのようなタイプの人間であるかに関わらず、自分が生涯を通じてやりたいことをするために、自分の姿を変えることが出来る。話し手で言うと、彼は内向型人間だと自身で述べているが、大胆なものの言い方や、ユーモアあふれた表現で会場を湧かしていた。大学教授である彼は、外向型的に振る舞うことで自身のコア・プロジェクトを実行しているという。
型にとらわれず、自身のしたいことに合わせてある種のなりすましをすることが、もしかしたらいつか、良い意味で自分の姿までも変えてしまうのではないかと感じた。

【印象的な英語表現】

Remember, you're like some other people and like no other person. How about that idiosyncratic you? As Elizabeth or as George, you may share your extroversion or your neuroticism. But are there some distinctively Elizabethan features of your behavior, or Georgian of yours, that make us understand you better than just a bunch of traits? That make us love you? Not just because you're a certain type of person.

その人がどんな型に属しているかにとらわれず、その人がどんな特性をもっているかに関わらず、「その人らしさ」に目を向けているところが素敵だと感じました。また、”Elizabethan features of your behavior”“Georgian of yours”という表現が面白いと感じました。

【投稿者】

AY


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