Monday, November 9, 2015

Gayle Tzemach Lemmon : Women entrepreneurs, example not exception




【私がこの動画をお薦めする理由】
 フェミニスト的思考にならないためにも、まず動画を見る前に、sex(セックス、生物学的な性差)とgender(ジェンダー、心理的あるいは社会的、文化的な性差)の区別が必要だと思います。我々が解消すべきは、あくまでもgenderのほうであり、sexを解消する必要はない。私はそういう認識を持っています。すなわち女性が生物学的な性差を否定してまで、男性と同じように生きたいと願うならば、それには自己責任が伴うということです。
 日本では、建前としての男女同権社会が成立しているように思います。権利の上では男女は平等です。問題となっているのは特に男性が持つ女性への偏見と、女性自身の意識や積極性のあり方ではないでしょうか。女性には、悲観的になって自身の能力を過小評価してほしくないものです。ただし、女性が男性と同じように活躍したいのなら、男性と同じ基準で評価を受ける必要があります。特定の性の特別扱いは許されませんし、自己選択の責任は自分で負うべきです。
 「差別」や「権利」などの定義が曖昧な言葉で語られ、感情的になりがちなこの問題を皆さんはどのように考えますか?

【印象に残った英語表現】
Most people say women. And if you see the word "entrepreneur," most people think men. Why is that? Because we aim low and we think small when it comes to women.

上で述べた「女性への偏見」の最たる例です。男性は無意識のうちに、女性をこのように評価しているように思います。

"Kiddo, I'm going to tell you two things. First of all, no one turns down a Fulbright, and secondly, McDonald's is always hiring." (Laughter) "You will find a job. Take the leap."

「良いものは積極的に活用しなさい。働きたいのなら不満を言うのは後にして、とりあえず働いてみなさい。仕事はいくらでもある。」というふうに解釈しました。すべての人に当てはまるいい言葉ですね。

【投稿者】
MiNa

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