Tuesday, December 10, 2013

Michael Sandel: The lost art of democratic debate



http://www.ted.com/talks/lang/ja/michael_sandel_the_lost_art_of_democratic_debate.html

[私がこの動画をお勧めする理由]

私はこのハーバード大学のサンデル教授がでていた「白熱教室」という番組を観ていました。この動画では民主主義の「議論」についてです。彼は民主主義の成長には問題に正面からぶつかる必要があります。その例に同性婚についての問題を提示しました。このような日常生活に染みついた道徳的、宗教的問題については無視した方がよいと多くの人は考えます。しかし、人間同士が抱く尊敬の気持ちは道徳的信念(ある種の価値観の様なものだと私は考えました)に対して正面から議論することから生まれます。私たち日本人は、議論が下手だといわれます。このように本音で議論ができるようになろうと努力することは大切だと思いました。また、聴衆に問いかけながら自分の主張につなげるプレゼンテーションの仕方に皆さん驚くとおもいます。

[印象的な英語表現]
That is a way to begin to restore the art of democratic argument.「これこそが、民主主義的議論の技術を復活させる方法なのです。」



弘哉
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【私がこの動画をお勧めする理由】
マイケル・サンデル。いつも考えることだが、この手の人の頭にはいったいどれほどの知識が詰まっていて、どれほどの情報が整頓されているのだろうか。そして、どのように言葉としてそれらを紡ぎだすのだろう。

今回のゴルフの話をはじめ、有名な路面電車の話、野球観戦の話、同性婚の話と、美しいとも言っても過言ではない論理の展開方法。「見習いたい」と言うのもおこがましいほどである。

ただ、悲しいのは、これほどの頭脳の持ち主のサンデルでさえもメディアの気まぐれには抗えないこと。ブームとなったと思ったらいつの間にか名前を聞く機会も減少した。普遍の価値、といったら俗っぽいだろうか。そろそろ流行から離れてほしいなあ、メディアさん。

【印象的な英語表現】
MS: Warren, are you a golfer?
Warren: I am not a golfer.
Charley: And I am. (MS: Okay.) (Laughter)
笑いました。

 【投稿者】
ビケンノフウウンジ
 


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